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中国、市民抑圧に感染対策アプリ悪用か…警察来た直後に「高リスク」示し隔離

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 【北京=比嘉清太】中国河南省で、預金の引き出しサービスを停止した銀行をめぐる混乱が広がっている。抗議活動を止めようと、地元当局が新型コロナウイルス感染対策を乱用し、各地から集まった預金者を隔離したと疑われるケースも出ている。

中国、市民抑圧に感染対策アプリ悪用か…警察来た直後に「高リスク」示し隔離

北京の土産物店に設置された、感染リスクを知らせるアプリ「健康コード」の登録を呼びかける看板(2021年8月5日)=片岡航希撮影

中国、市民抑圧に感染対策アプリ悪用か…警察来た直後に「高リスク」示し隔離

 米ブルームバーグ通信によれば、河南省の銀行4行で違法な資金集めの問題が発覚した。5月23日には省都・鄭州市の金融監督当局の周辺で数百人が預金返還を求めて抗議し、警察に排除されたという。

 香港メディアによれば、今月11日に湖南省から現地入りした預金者がホテルに到着すると、警察に来訪目的を聞かれた。その直後に携帯電話の感染対策アプリが高リスクを示したため、別のホテルに隔離された。他の預金者のアプリでも同様の問題が起こり、公共交通機関が使えなくなった。

 抗議の再発を防ぎたい地元当局の意向により、アプリのシステムが操作されたとの見方がある。国営メディアは14日、「社会の矛盾を抑圧する手段」として地方当局がアプリを利用することを戒めた。

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