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いつか赤ちゃんに会いたいあなたへ

医療・健康・介護のコラム

不妊治療でメンタルと夫婦関係が悪化 「子どものいない自分」を受け入れて起きたこと

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42歳、医師から不妊治療の終わりを宣告されて……

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 Mさんが42歳になった時、医師から「このまま続けても難しいので、他の道を考えたほうがいいのでは」と言われました。治療をやめることは、すなわち子どもを諦めることになるため、Mさん夫婦にとって、それはとてもつらい宣告でした。

 Mさんは最後にもう一回だけ体外受精にチャレンジすることにしました。

最後に起きた奇跡で取り戻した自信

 最後の採卵に向けて体を整えたMさん。ヨガで呼吸を整え、自分と向き合ううちに、気分の落ち込みもなくなったといいます。治療以外では授かるはずがないと諦めていましたが、なんと自然妊娠をしました! 

 喜んだのも束の間、残念ながら心拍を確認することなく、すぐに流産となってしまいました。ひどく落ち込みましたが、「自分の体と心に、少し自信を取り戻せた」といいます。

 更にヨガを続け、1年後にまた自然妊娠。今度は心拍を確認できましたが、またしても流産に。この時44歳。Mさんは悲しみの底にありながらも、運命を受け入れ、「私にとって、とても大切な時間になりました」と語ってくれました。

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松本亜樹子(まつもと あきこ)

NPO法人Fine理事長/国際コーチング連盟マスター認定コーチ

松本亜樹子(まつもと あきこ)

 長崎市生まれ。不妊経験をきっかけとしてNPO法人Fine(~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~)を立ち上げ、不妊の環境向上等の自助活動を行なっている。自身は法人の事業に従事しながら、人材育成トレーナー(米国Gallup社認定ストレングス・コーチ、アンガーマネジメントコンサルタント等)、研修講師として活動している。著書に『不妊治療のやめどき』(WAVE出版)など。
Official site:http://coacham.biz/

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