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15歳、初経が訪れない

 15歳になる孫娘に初経が訪れません。母親が受診を勧めても当人が受け付けません。胸の膨らみなど、初経以外の第二次性徴はみられます。体への影響はないのでしょうか。いつ頃までに受診すべきですか。(81歳女性)

「遅発」か「原発性」か見極める

北出 真理 順天堂大産婦人科教授(東京都文京区)

 初経は12~13歳が最も多く、15歳を過ぎることを「遅発月経」、18歳になっても初経がないことを「原発性無月経」と言います。初経の年齢は、個人差が大きく、幼少時からスポーツをしている場合などに遅れる傾向があります。遅れても、その後月経がくれば、ほとんど問題ありません。

 15歳で初経がないだけでは、遅発月経か原発性無月経かの判断は難しいです。ただ、万一のことを考え、早めに医療機関を受診する方が安心です。

 お孫さんの場合、初経以外の第二次性徴があるので、女性らしい体つきを作り、排卵や月経にも関わる女性ホルモン(エストラジオール)は分泌されていると考えられます。

 原発性無月経の場合は、子宮や卵巣、 ちつ などの先天性異常が原因となる可能性が比較的高く、染色体や子宮・卵巣を調べる必要があります。

 15歳までに成長期があったかどうかもチェックが必要です。10~13歳頃にみられる身長や体重の増加が明らかでなければ、初経の遅れは食事量が足りないサインの恐れもあります。

 月経が来る準備ができているかだけでも、早めに診てもらうことをお勧めします。受診しても必ず内診があるわけではありませんが、恥ずかしければ、女性医師がいるクリニックに相談してはいかがでしょうか。

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