山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
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梅干しとヒジキの炊き込みご飯…しょうゆ麹のうまみでだし要らず
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。
食欲がないときでも、さらっと食べられるメニューをご紹介します。
今回は、米と梅干しを種ごと炊き上げたさっぱりご飯です。梅干しの果肉や種からの酸味に、しょうゆ 麹 のうまみで、だし要らず!
暑くなってくると、白いご飯だけだと食べづらいことも多いと思いますが、これなら梅干しの酸味で食欲がすすみます。ヒジキを加えていますが、シンプルに、梅干しのみでも十分おいしくいただけます。大人が食べるなら大葉、ショウガなどの香味野菜を添えると、よりさっぱりした味わいになります。
梅干しには、疲労のもとになる乳酸の生産を抑えるはたらき、いわゆる疲労回復効果があるといわれています。また、抗菌・殺菌作用があるので、暑い時期にはいいですね。
[作り方]
(1) 乾燥ヒジキは水で戻し、洗ってから、たっぷりのお湯でゆでて、ゆでこぼしにする(ゆでた水は捨てる)。長めのヒジキは細かく刻む。
(2) 研いだ米を炊飯器の内釜に入れ、しょうゆ麹を加えてから、2合の目盛りまで、水を加える。
(3) 種を除いた梅干しを包丁でたたく。梅干しの種、ゆでたヒジキとともに釜に加え、通常の炊飯モードで炊く。
(4) 炊き上がったら、種を取り除き、全体を混ぜ合わせて出来上がり!
※しょうゆ麹は、スーパーでも売っていますが、なければ、しょうゆ小さじ2に代用しても可
※ヒジキは、昆布やワカメなどの海藻類にしてもOK
※ヒジキは無機ヒ素を含むため、水で戻して、ゆでこぼしにすると安心です。ゆでこぼしをしても、含まれる栄養素(カルシウムや鉄など)の損失は少ないと考えられています。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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