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ロシア語とみられる表記の注射器、京都の海岸で50本発見…針にはキャップついた状態
京都府舞鶴市東部の大浦半島の海岸で、ロシア語とみられる表記のある注射器が約50本見つかった。市は「ケガや感染症の恐れもあり、今後見つけた場合は触らず、市などに連絡してほしい」と注意を呼びかけている。

舞鶴市で見つかった注射器(舞鶴市提供)
市によると、25日午後4時頃、同市小橋の海岸で市の職員が発見。隣接する同市三浜でも見つかったほか、26日には同市野原、小橋、瀬崎でも確認された。
内訳は筒状のシリンジのみが28本、針とシリンジのセットが19本、針が5本で、針はいずれもキャップのついた状態だったという。
第8管区海上保安本部(舞鶴市)によると、今年に入り、福井県から島根県まで日本海に面した管内全府県の沿岸部で、大量の注射器の漂着が確認されているという。京丹後市の琴引浜でも2月、今回のものとよく似た注射器約200本が発見されている。
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