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松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

魚のホイル焼きトマトソース…アクセントは、セロリ

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 小学校栄養士の松丸奨です。今回は、魚をおいしく食べるレシピ「魚のホイル焼きトマトソース」のご紹介です。

 様々なうま味が合わさったスープ、アルミホイルを開けたときの食欲をそそる香り……。思わず「おいしそう!」と声が上がります。魚に苦手意識を持つ子どもが多く、どうしたらおいしく食べてもらえる魚料理を作れるかと日々研究をしています。その中でもこのレシピは、白身魚をおいしく食べられ、子どもたちからも大人気です。

 ソースのアクセントになるのが香味野菜のセロリです。すっきりとした香りと味が料理に深みをもたらしてくれます。独特の香りを生み出しているのが、香り成分であるアピインやピラジン。アピインは神経系統に働きかけ、気持ちの安定に役立ちます。また、食欲増進や、血圧の健康に役立つと言われています。ピラジンはアピインと同様のリラックス効果に加え、血液の流れを良くするのに効果的です。セロリは、カリウムの含有量が豊富なことが特徴。カリウムには細胞内のナトリウム量を調整する作用があり、体内の余分な塩分の吸収を抑えて排出を促します。

 このレシピでは、フライパンのフタが重要な道具になっています。フタをして蒸し焼きにすることで、魚をしっとりと中まで火を通すことができます。さらに、魚から出る、うま味たっぷりの水分が、蒸発することなく混ざり合うことで、おいしいソースができあがるのです。パスタに合わせたり、バケットと一緒に食べたりしても最高です。ぜひ作ってみてください。

[作り方]

(1) トマトは厚めのスライス、シメジは小房にわけ、セロリはすりおろすかスライスにする。フライパンを強火で加熱、温まったらオリーブ油を入れてトマトとシメジを1分ほどいためる。

(2) セロリとニンニクと白ワインと鶏ガラスープのもとをフライパンに加えて、さらに1~3分ほど加熱する。全体的にトロッとしてくるので、味がなじむように様子を見ながら加熱していく。

(3) アルミホイルを広げて、タラをおき、アルミホイルから汁がこぼれないようにまわりを丸めておく。上から(2)をかける。お好みでバジルも入れて、アルミホイルで包んでいく。

(4) 汚れをとったフライパンに(3)を置き、フライパンのすきまから水を入れ、フタをして強火で加熱。水が蒸発してなくなるころには魚に火が通っているので、お皿に盛り付けて完成。

写真でも

(レシピ作成 栄養士 松丸奨)

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matsumaru-susumu_prof

松丸奨(まつまる すすむ)

 管理栄養士 栄養教諭 フードコーディネーター

 1983年千葉県生まれ。専門学校卒業後、栄養士として千葉県内の市立病院に勤務。2009年より小学校で勤務。給食の献立作成や調理指導、食育の授業などを行っている。2013年には、実際に提供されている給食のおいしさなどを競う「全国学校給食甲子園」(第8回・応募総数2266校)で優勝。ドラマでの給食の監修・調理指導など担当。テレビなどのメディア出演も多数。塩分が控えめで、だしや味付け、彩りにこだわったレシピ作りに励んでいる。著書に、「日本一の給食メシ 栄養満点3ステップ簡単レシピ100」(光文社)「ママと子の「ごはんの悩み」がなくなる本」(サンマーク出版)「日本一の給食レシピ 子どもがすくすく育つ」(講談社)

Instagram:https://www.instagram.com/matsumaru.susumu/
ブログ:小学校栄養士 松丸 奨のブログ

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