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松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

牛しぐれ煮…栄養価は抜群、食材を多く入れるのが給食流

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 小学校栄養士の松丸奨です。今回は、野菜たっぷり、おいしさ最高な「牛しぐれ煮」のレシピをご紹介です。

 牛肉の強いうま味を生かして、たくさんの野菜を食べられるよう、食材を多くしたのが「給食流」です。通常のシンプルなものとは違いますが、栄養価は抜群です。火が通れば完成ですが、軟らかく煮て、味を十分にしみ込ませることでより一層おいしくなります。弱火でコトコト煮込むのがおすすめですよ。

 さて、そんなしぐれ煮に欠かせない食材が「ショウガ」です。風味が、味わいを深くしてくれます。ショウガは世界中で広く利用されている食材です。さわやかな辛みの主成分はジンゲロールで、加熱するとショウガオールに変化します。どちらも血行をよくして、冷え性の改善に役立ちます。魚や肉の臭みをとる消臭作用、細菌の増殖を抑える抗菌作用も期待できます。胃液の分泌を促進するので食欲増進にもなります。チューブタイプのおろしショウガなら冷蔵庫に常備しやすくて便利ですが、今回はぜひ「生ショウガ」を選んでほしいです。香りや味わいが段違いです。生のショウガが料理を一気においしく引き上げてくれますよ。豆腐なども入れて、具だくさんのおいしいしぐれ煮を楽しんでください。

[作り方]

(1) ゴボウはささがき、ニンジンはせん切り、タマネギはスライスにしてから半分に切る。油揚げは油抜きをしてから短冊切りにする。シラタキは“あく抜き不要タイプ”を選び、水気を切ってざく切りにしておく。

(2) フライパンを強火で加熱、ゴマ油を入れて、牛肉とゴボウとニンジンとタマネギを1分ほどいためる。ショウガをフライパンの上ですりおろし、さらに1分いためる。

(3) 牛肉の赤みが消えたら、残りの食材と(A)の調味料と乾燥昆布、水を入れて、アルミホイルで落とし蓋をする。弱火~中火に火加減を調整し、10分煮れば完成(煮る時間が長いほうが軟らかく煮えるので、余裕があれば弱火で60分以上煮るとよい)。仕上げに刻んだ万能ネギをかけて完成。

写真でも

(レシピ作成 栄養士 松丸奨)

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matsumaru-susumu_prof

松丸奨(まつまる すすむ)

 管理栄養士 栄養教諭 フードコーディネーター

 1983年千葉県生まれ。専門学校卒業後、栄養士として千葉県内の市立病院に勤務。2009年より小学校で勤務。給食の献立作成や調理指導、食育の授業などを行っている。2013年には、実際に提供されている給食のおいしさなどを競う「全国学校給食甲子園」(第8回・応募総数2266校)で優勝。ドラマでの給食の監修・調理指導など担当。テレビなどのメディア出演も多数。塩分が控えめで、だしや味付け、彩りにこだわったレシピ作りに励んでいる。著書に、「日本一の給食メシ 栄養満点3ステップ簡単レシピ100」(光文社)「ママと子の「ごはんの悩み」がなくなる本」(サンマーク出版)「日本一の給食レシピ 子どもがすくすく育つ」(講談社)

Instagram:https://www.instagram.com/matsumaru.susumu/
ブログ:小学校栄養士 松丸 奨のブログ

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