ウェルネスとーく
医療・健康・介護のコラム
[芸人 オカリナさん](下)当日の求人に応募し健康診断へ…「おもしろ荘」以前の生活支えた看護師資格
お笑いコンビ「おかずクラブ」のオカリナさんは元看護師。病院をやめて、24歳でNSC(吉本総合芸能学院)東京校に入学しています。転身を決めてから、相方のゆいPさんと出会ってブレイクするまでに、どんなことがあったのか、お聞きしました。(聞き手・田村良彦、撮影・中山博敬)
特技がなかったのでオカリナを買って
――オカリナさんは、なぜオカリナという芸名なんですか。
NSC東京校の集団コントの授業で、1人ずつ30秒間、自己PRするというのがあったんです。もともと私は何も特技がなく、NSCに入ろうと思った時にオカリナを買い、特技の欄に「オカリナ」って書いていたので、授業でも30秒間、オカリナを吹いたんです。
授業の後に、ゆいPと連絡先を交換したんですけど、私がだれか分からなかったみたいで、「だれなの? オカリナなの?」と返事が来たのが始まりです。それがきっかけで、みんなからもオカリナと呼ばれるようになり、「おかずクラブ」でデビューする時、そのまま芸名にしました。
――おかずクラブという名前もユニークですよね。
それもゆいPが付けたんですけど、もともと3人組で、やめたリーダーだった子は髪の毛がひじきみたいで、ゆいP自身は鳥の唐揚げみたいで、私は芋の煮っ転がしみたいだったから、「おかずクラブ」にしたと言ってました。
――キャッチフレーズが……。
「皆さんのご飯のお供にいかがでしょうか」です。もともとお総菜のおかずの意味でゆいPが付けたんですが、どうも夜の方の「おかず」と思う人が多くて。なので、今は「二つの意味です」って説明しています。
1 / 3
【関連記事】