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医療ルネサンス

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発達障害の人と暮らす<3>カウンセリング 懸け橋に

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 東京・青山のマンションの一室に、発達障害の本人や家族の相談を多く受けている「青山こころの相談室」がある。

 東京都の会社員女性(42)が、発達障害の一つ「自閉スペクトラム症(ASD)」と診断された夫(39)と初めて訪ねたのは昨年2月。以降、毎月1回通っている。

 ASDの診察やカウンセリングでは、本人の生きづらさを軽減することが主な目的で、家族は「特性を理解し、支えてあげて」と求められることが多い。

 「ただ、どう理解し、関わればいいか悩んでいる家族は少なくない」と、相談室代表で、臨床心理士の滝口のぞみさんは指摘する。家族には、ASDの人の思考パターンを説明し、「不可解」と見える行動には理由があると理解してもらうことが重要だという。

 女性は、最初のカウンセリングで、涙を流しながら訴えた。「結婚まで10年かかり、子どもを作ることも主体的に考えてくれない。思いやりのない言動に傷つき、もう限界」――。

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