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「サル痘」疑い例は報告を、都道府県に通知…症状は発熱・発疹・リンパ節の腫れなど

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 天然痘に似た感染症の「サル痘」が欧米などで相次いで確認されていることを受け、厚生労働省は、国内で感染が疑われる患者が見つかった場合は速やかに報告するよう、都道府県などに通知した。

「サル痘」疑い例は報告を、都道府県に通知…症状は発熱・発疹・リンパ節の腫れなど

厚生労働省

 サル痘は中央・西アフリカで流行している感染症で、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が出る。世界保健機関(WHO)によると、今月に入り、英国などで患者の報告が相次ぎ、21日時点で12か国で92人の患者が確認されている。

 国内では、感染者が確認されていないが、アフリカ以外の複数の国で渡航歴のない感染例が確認されていることから、自治体に注意喚起した。〈1〉感染が疑われる患者を診察した際に保健所に届け出ることを医師に周知する〈2〉疑い例が出たら、厚労省に連絡のうえ、検体を国立感染症研究所に送る――ことを求めている。

 サル痘に詳しい岡山理科大の森川茂教授は「致死率は1~10%と言われる。強毒型と弱毒型の2種類のウイルスがあるが、欧米での報告例がどちらかは現時点ではわからない。ただ、患者の血液や体液がついた寝具などへの接触が主な感染経路で、急速に広がるとは考えにくい。過度な心配は必要ないが、今後の状況を注視すべきだ」と話している。

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