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コレステロール薬 必要か

 コレステロール値が高めです。LDLが150、HDLは110前後で医師に「バランスが良い」と言われましたが、主治医が替わり、服薬を勧められました。数日飲み、体のだるさや頭痛がありました。薬は必要ですか。(76歳女性)

運動や食事療法効かない場合

山下 静也 りんくう総合医療センター理事長(大阪府泉佐野市)

 数値のバランスよりも、それぞれの値が基準内であるかが重要です。いわゆる悪玉のLDLコレステロール(LDL―C)が基準の140ミリ・グラム/デシ・リットルを超え、動脈硬化を起こしやすい「脂質異常症」とみられ、運動や食事療法が効かない場合は服薬が必要です。 けい 動脈エコーや運動負荷心電図などの検査でも、動脈硬化がないか調べてみてください。

 LDL―Cを低下させるために、肝臓でのコレステロール合成を抑える「スタチン」という薬がしばしば使われます。体のだるさや筋肉痛、こむら返りが起こる方もいますが、頻度は多くはありません。別の薬にしたり、投与量を替えたりして対応できます。

 薬を小腸でのコレステロール吸収を抑制する「小腸コレステロールトランスポーター阻害薬」に替えてみるのも良いでしょう。スタチンを使わなくてもLDL―Cが約20%低下します。

 善玉のHDLコレステロール(HDL―C)も、基準の40ミリ・グラム/デシ・リットルより極端に高いです。遺伝的な問題の場合もありますが、最近は、HDL―Cが高過ぎても、狭心症や心筋 梗塞こうそく の発症率などが増加すると報告されています。

 運動や食事は重要です。肉の脂身やバター、乳製品を減らし、魚や食物繊維の多い大豆や野菜、海藻を積極的にとりましょう。ウォーキングも、毎日30分以上を目標に行いましょう。

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