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ロボット手術で患者死亡、外科医が遠隔操作を誤り大動脈損傷

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 大阪府吹田市の市立吹田市民病院は19日、手術支援ロボットを使った肺がんの内視鏡手術で、大動脈を傷つけて60歳代の男性患者を死亡させる医療事故があったと発表した。同病院はミスを認め、男性の遺族とは和解が成立したという。

 発表によると、同病院で2020年10月27日、男性の肺の一部を切除する内視鏡手術の際、外科医がロボットの遠隔操作を誤って医療器具で大動脈を損傷。大量出血し、男性は17日後に低酸素脳症で死亡したという。

ロボット手術で患者死亡、外科医が遠隔操作を誤り大動脈損傷

 ロボットを使った内視鏡手術は、開胸手術より患者への負担が少なく、同病院では今年4月末までに138件の手術実績があり、肺がんの場合でも32件を実施してきたという。

 同病院は今年1月、遺族に謝罪して解決金を支払うなどすることで和解が成立。再発防止策として、手術チームの再トレーニングや緊急時対応の体制強化に取り組むとしている。

 内藤雅文院長は「亡くなられた患者と遺族に深くおわび申し上げる。今後、病院全体で医療安全の確保に努めたい」とコメントした。

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