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新・のぶさんのペイシェント・カフェ 鈴木信行

医療・健康・介護のコラム

小学校5年生で急性白血病を発症 副作用のない抗がん剤をつくりたいと薬学部へ

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 ここは、ある下町にあるという架空のカフェ。オーナーののぶさんのいれるコーヒーの香りに誘われ、今日もすてきなゲストが訪れて、話が弾んでいるようだ。(ゲストとの対話を、上下2回に分けてお届けします)

中平瑛子(なかひら・ようこ)さん

【今月のゲスト】
中平瑛子(なかひら・ようこ)さん

 2000年生まれの薬学部5年生。小児の頃、白血病に罹患(りかん)し「私と同じように病気と闘っている人たちを助けたい」という思いから、医療の道を志す。薬学生とがんサバイバー二つの立場であることから、両者をつなぐ場をつくりたいと、21年に医療系学生団体Links-mil(リンクス・ミー)を設立した。患者・患者家族と医療者をつなぎ、医療学生が患者サイドの声を届ける活動を行っている。モットーは「一度きりしかない人生、自分自身でつくる!」
・Links-milウェブサイト https://note.com/linksmil_medi/
・公式Twitter https://mobile.twitter.com/linksmil_medi

Links-mil(リンクス・ミー)代表の中平瑛子さん(上)

小学校5年生で急性白血病を発症 副作用のない抗がん剤をつくりたいと薬学部へ

オンラインで対談する中平瑛子さん(左)と筆者

 今日もどんよりとした雲が空を覆い、天気予報では折り畳み傘を忘れないようアナウンサーが話している。

 カフェの入り口に傘立てを用意した私が店内に戻ると、カウンター席に座る薬学部生の中平瑛子(なかひら・ようこ)さんが、コーヒーを片手に私へ話しかけてきた。

 彼女は、小学校5年生のとき、血液のがんである急性白血病になった。抗がん剤による治療は、9か月の入院に加え、退院後もさらに2年ほど続いた。

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鈴木信行(すずき・のぶゆき)

患医ねっと代表。1969年、神奈川県生まれ。生まれつき二分脊椎の障害があり、20歳で精巣がんを発症、24歳で再発(寛解)。46歳の時には甲状腺がんを発症した。第一製薬(現・第一三共)の研究所に13年間勤務した後、退職。2011年に患医ねっとを設立し、より良い医療の実現を目指して患者と医療者をつなぐ活動に取り組んでいる。著書に「医者・病院・薬局 失敗しない選び方・考え方」(さくら舎)など。


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