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一病息災

闘病記

[歌手 小林幸子さん]網膜剥離(2)受診翌日に「朝日が昇る」光景見えた 術後は病室からテレビ収録に出向く

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[歌手 小林幸子さん]網膜剥離(2)受診翌日に「朝日が昇る」光景見えた 術後は病室からテレビ収録に出向く

 「夕日が沈んだり、朝日が昇ったりした時のような光景が見えたら、すぐに受診してください」

 2019年9月、右目の網膜 剥離はくり を診断した医師に、「仕事の都合で手術を先延ばししたい」と伝えると、そう強く念を押された。

 翌日、医師が言っていた通りのことが起きた。「朝日が昇ってきました」

 予定を早めて入院、手術を受けることになった。

 網膜剥離は、カメラのフィルムにあたる目の網膜が剥がれてしまう病気だ。失明につながるおそれがある。けがなどが原因になることもあるが、加齢によって突然起きることも多いとされる。症状の程度などによっていくつかの治療法がある。

 受けたのは、 硝子体しょうしたい 手術。剥がれた網膜を内側から整えた後、特殊なガスなどを注入して、網膜を眼球の壁に押しつけるようにして、元に戻す。

 ただしガスを使うと、しばらく飛行機には乗れない。眼圧の急上昇を招く気圧の変化を避けるためだ。地方での仕事を間近に控えており、ガスではなく、シリコーンオイルを注入した。

 当時、手術を受けたことは公表していなかった。医師に許可をもらい、手術の翌日には病室からテレビの収録に出向いた。

 本番では眼帯を外し、手術を受けた右目の方からは撮らないように頼んだ。「目を開けていると、とにかく痛い。ギリギリまで目をつぶって、本番になったら目を開けて、何とか乗り切りました」

歌手  ()(ばやし)(さち)() さん(68)

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