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ワクチンほとんど未接種か…北朝鮮では「原因不明の熱病」大流行、韓国は支援意向

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 【ソウル=上杉洋司、ワシントン=横堀裕也】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は13日、「原因不明の熱病」が全国で大流行し、これまでに約35万人が発熱し、6人が死亡したと報じた。北朝鮮は12日、国内で新型コロナウイルス感染者が初めて確認されたと公表したばかりで、感染が急拡大している模様だ。

ワクチンほとんど未接種か…北朝鮮では「原因不明の熱病」大流行、韓国は支援意向

マスクを着けて会議に出席する金正恩総書記(12日)=AP

 同通信によると、全国で約18万7800人が隔離・治療中だ。12日だけで、新たに約1万8000人に発熱症状があった。北朝鮮の人口は約2600万人と推定されている。死者のうち1人から、感染力が強いコロナの変異株「オミクロン株」の派生型「BA・2」が検出された。コロナによる死者が確認されたのは初めてだ。

  金正恩キムジョンウン 朝鮮労働党総書記は12日、「国家非常防疫司令部」を視察し、感染拡大を防ぐため、全ての道(日本の県に相当)、市、郡での都市封鎖(ロックダウン)を指示した。北朝鮮の住民はほとんどワクチンを打っていないとされ、感染者や死者は今後増える可能性がある。

 韓国の 尹錫悦ユンソンニョル 大統領は13日、北朝鮮と協議した上で、新型コロナワクチンや医薬品を支援する意向を表明。米国のジェン・サキ大統領報道官は12日、北朝鮮が、ワクチンを共同購入・分配する国際的枠組み「COVAX(コバックス)」によるワクチン提供を拒絶したと明らかにした。米国は現時点で、ワクチンを供与する予定はないという。

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