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医療・健康・介護のコラム

[タレント 西村知美さん](下)「流れろ」「死ね」…妊娠を公表したら誹謗中傷の嵐 やっと会えた大切な娘は18歳に

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娘のスマホに書き込まれていた母への恨み、つらみ

[タレント 西村知美さん](下)「流れろ」「死ね」…妊娠を公表したら誹謗中傷の嵐 やっと会えた大切な娘は18歳に

――娘の咲々さんは18歳。反抗期などはありませんでしたか?

 パパは仕事が忙しいので休みの時しか会えませんが、いつも全力で遊んでくれました。大好きみたいです。逆に、私が叱る担当。反抗期が全くなかったので、「反抗期になったら、ママは気づかないから、『これから反抗します』って言ってよね」と言うくらいでした。

 けれど、本人もたまるものがあったようです。外で話すと事務所などに迷惑をかけてしまうと思い、スマホに私への不満を書き込んでいました。私と娘のスマホが連動していて、偶然、それを見てしまいました。中身は私に対する恨み、つらみです。見ないふりをすべきだったかもしれませんが、ちゃんと話し合わなければならないと思い、見たことを伝えました。娘も、私に見られるとは思っていなかったようです。

――どのような話し合いをされたのでしょうか。

 ちょうど新型コロナウイルスの感染が拡大していた時期で、時間は十分にあったので、主人も含めてとことん話し合いました。その中で、「これだけ厳しく言うのは、あなたがまだ10代だから。何かあったときは親が守る。だから10代のうちは、ダメなものはダメ。20歳になったら自分の思う通りに生きなさい。その代わり、親も責任を取らないから。自由と責任はいつでもセットなんだよ」と、耳にタコができるほど伝えました。

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娘に伝わらない思い でも、それは自分が通ってきた道

[タレント 西村知美さん](下)「流れろ」「死ね」…妊娠を公表したら誹謗中傷の嵐 やっと会えた大切な娘は18歳に

親子で同じ髪型に(西村知美さん提供)

――気持ちは伝わりましたか。

 娘には全然、伝わりませんでした。でも、「ママ、何言ってるの?」となるのもわかる。自分が通ってきた道ですから。自分が10代だった頃も、父や母の言うことに反抗していました。娘には、「いつか30、40代、ママの歳になって、わかる時がくるかもしれないよ」と伝えました。私の価値観をいくら娘にぶつけても納得しないです。娘が自分で探していくしかない。

――咲々さんとの一連のやりとりは、テレビ番組でもご紹介されました。

 そのことについて、ものすごく批判されました。娘が書いたものを見るべきではない、見たことを娘に話すべきではない、などのご意見をたくさんいただきました。しかし、娘と話し合わなければ、娘はずっとモヤモヤして、心の中で闇となって蓄積されてしまっていたはずです。見たことをきっかけに話し合いができてよかった。テレビで話したことについては、娘からは「話していいよ」と言われていましたが、「ありえない」という意見もいただいたので、反省しています。

カッパの捕獲、パワーショベルの操作……取った資格は54個

――お子さんと真正面から向き合ってこられたのですね。子育てや仕事で忙しい中、西村さんは様々な資格取得にも取り組んでこられました。

 全部で54個になります。自分に自信が持てなかったので、少しでも自信をつけたいと思って続けてきました。すごく好きなこと、あえて嫌いなこと、今すぐに必要じゃなくてもいつか必要になるもの、の三つの基準で選んでいます。

[タレント 西村知美さん](下)「流れろ」「死ね」…妊娠を公表したら誹謗中傷の嵐 やっと会えた大切な娘は18歳に

(西村知美さん提供)

――3トン未満のパワーショベルが扱える小型車両系建設機械免許、整理収納アドバイザー2級、カッパ捕獲許可証……。実に幅広いですね。

 自分のやりたいことがわからないまま芸能界でやってきたので、私には何が向いているんだろうと思い、天職探しの一環でした。いまだに見つからないんですけど。

「90歳になった時は、また取材してくださいね」

――これから取りたい資格はありますか?

 やりたいことは山ほどあるんです。将来的には、今までのいいことも悪いことも糧にして、人生アドバイザーになりたいです。音声配信サービス「Voicy」で「とろりんの秘密基地」というタイトルでお話ししています。考え方一つでハッピーになれる、というのがテーマ。言葉ってマインドコントロール。こんなふうになりたいと発言することで実現するのだと思うんです。だから、すごく前向きなことをしゃべっています。後から聞き直して、自ら突っ込むことも多いのですけれど。

 おしゃべりは長生きの秘訣。主人も私も娘も名前の漢字に「口」が入っているせいか、3人ともすごくおしゃべりです。しゃべっていたら誰も聞いてなかった、なんてこともあります。

 様々なことを発信するのが仕事・役割だと思っているので、みなさまからの情報を得ながら、これからも包み隠さず話していきたいです。おしゃべりで長生きするので、90歳になった時はぜひ、また取材してくださいね。転職して人生アドバイザーになっていると思います。

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タレント 西村知美さん

にしむら・ともみ 1970年、山口県生まれ。84年、学研のアイドル誌「Momoco」の第1回ミス・モモコグランブリに姉が応募、グランプリを獲得した。86年、映画「ドン松五郎の生活」で女優デビュー、主題歌「夢色のメッセージ」でアイドル歌手としてもデビュー。92年からTBS系「さんまのSUPERからくりTV」にレギュラー出演したほか、バラエティー番組に多数出演。2002年、日本テレビ系「24時間テレビ」のチャリティーマラソンランナーとして100キロを完走した。現在は、ラジオ日本「加藤裕介の横浜ポップJ」(毎週月曜午後1時~)、ニッポン放送「森田健作 青春の勲章はくじけない心」(毎週月曜午後6時20分~)に出演している。

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