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口に触れると感じる塩味1・5倍、「しょっぱい箸」明治大とキリン開発

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 塩味を1・5倍に感じるようになる箸型の装置を開発したと、明治大と飲料大手キリンのチームが発表した。箸を口に入れた時、微弱な電流で刺激を加えるユニークな仕組みだ。同社は2024年度までに、減塩の食生活を送る人向けに商品化を目指すという。

口に触れると感じる塩味1・5倍、「しょっぱい箸」明治大とキリン開発

開発された箸型の装置。箸の先端から微弱な電流が流れる(明治大、キリン提供)

 同大の宮下芳明教授(ヒューマン・コンピューター・インタラクション)らが開発したのは、箸と腕時計型の機器をつなぎ、箸が口に触れている間、微弱な電流を流す装置。実際に、減塩生活を送る40~65歳の男女36人に、この装置を使って薄い塩味の寒天を食べてもらったところ、電流を流し始めて約1秒後から塩味が強く感じられるようになったという。

 電流は弱く、痛みを感じないレベルという。宮下教授は「健康のために我慢するのではなく、心も体も豊かな生活を送るための手助けになれば」と話している。

 塩味のメカニズムに詳しい京都府立医科大の樽野 陽幸あきゆき 教授(生理学)の話「脳が塩味を感じる仕組みは詳しく分かっていないが、舌の表面の細胞で電気が出入りするのが引き金になると言われる。今回の装置は、電気刺激でこの反応を活性化している可能性もあり、興味深い」

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