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認知症支援チーム<4>抱え込む家族に「外の風」

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認知症支援チーム<4>抱え込む家族に「外の風」

ルミさんの母が通う病院内には、認知症初期集中支援チームの相談室が設けられている(堺市で)

 「家族の中だけで認知症の人を抱え込むのは無理でした。思い切って外にSOSを出して良かった」

 堺市に住む50歳代の会社員、ルミさん(仮名)が振り返る。

 自転車で10分ほどの実家で暮らす80歳代の母が認知症になり、90歳代の父との暮らしが行き詰まった。世話に通うルミさんも追い詰められた。苦境を打破してくれたのが、認知症初期集中支援チームの訪問だった。

 母は2年ほど前から、つじつまが合わないことを言うようになり、昨夏から急激に物忘れや不可解な言動が増えた。

 元々は料理が得意だったのに台所にも立たなくなった。尿や便の失禁も増え、汚れた衣類が洗濯機脇のバケツに積み上がった。紙おむつを届けてもはくことを嫌がり、「こんな物いらん。返してこい」と怒った。

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