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白内障手術に恐怖感

 2か所の眼科で「白内障」と診断され、一方で手術を勧められましたが、恐怖感があります。目の切開や眼内レンズの挿入、術後の違和感など、不安が 払拭ふっしょく できません。(73歳男性)

眼内レンズ 安全性は高い

黒坂 大次郎 岩手医科大眼科教授(岩手県矢巾町)

 白内障は、カメラに例えると、レンズの役割を果たす水晶体が濁る病気です。多くは加齢に伴い発症します。濁ったレンズではきれいな写真が撮れないのと同様、白内障になると、視界がぼやけたり、目がかすんだりするなど生活に支障が出ることがあります。

 カメラは、レンズの濁りがひどければ交換が必要です。白内障の治療も、濁った水晶体を取り除いて手術で透明な眼内レンズに置き換える方法しかありません。手術では、水晶体を砕いて吸引し、眼内レンズを挿入します。

 眼内レンズは長い歴史があり、レンズそのものの安全性は高いとされます。手術で見え方は良くなりますが、保険適用の「単焦点レンズ」は、一定の距離のみにピントを合わせるので、手元にピントを合わせられず、老眼は治りません。

 保険適用外ですが、近くにも遠くにもピントが合う「多焦点レンズ」を選ぶと、老眼の症状も軽くできます。ただ、まぶしさを感じやすくなることもあるなど、合わない人もいます。

 眼内レンズの選択やピントの調整、手術後のケアなどの疑問点は、担当医のほか周りのスタッフにも相談してみてください。

 手術後はしばらく違和感がありますが、多くの場合、時間と共に自然に解消されます。合併症の予防のため通院を続けて、担当医の指導の下、点眼薬を正しく使うことが大切です。

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