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不意に「車が来てけがしちゃった」…園児死傷事故3年、重傷の幼い心に消えぬ傷

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 大津市で散歩中の保育園児ら16人が車同士の衝突に巻き込まれて死傷した事故から3年になるのを前に、重傷を負った女児(6)の父親(34)が5日、オンラインで報道陣の代表取材に応じた。女児は今も体の痛みを訴えることがあるといい、父親は「事故を風化させないでほしい」と願う。

不意に「車が来てけがしちゃった」…園児死傷事故3年、重傷の幼い心に消えぬ傷

事故現場で献花する関係者(6日、大津市で)

 2019年5月8日に起きた事故で、女児は骨盤や左 大腿だいたい 骨を骨折し、2か月半入院した。父親は「病院に駆けつけた時、『痛い痛い』と泣き叫んでいた」と振り返る。

 医師からは後遺症の心配はないと言われているが、10年間は経過観察のため年に1度の通院が必要で、今も寒い日や運動をした後に左脚の痛みを訴えることがある。不意に「車が来てけがしちゃった」と口にしたり、人形遊びで車がぶつかるようなしぐさをしたりするため、記憶がフラッシュバックしているのではないかと心配になる。

 父親は「一人でも多くのドライバーに事故のことを知ってほしい。何があったか知っているだけで、抑止になるのではないか」と語った。

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