医療大全
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続・新型コロナ 検査の2年<6>抗原キット 4か月で承認
新型コロナウイルスの検査は当初、諸外国に比べて件数が少ないと批判を浴びたが、世界に先んじたこともあった。PCR検査より短時間で感染を調べられる「抗原検査」の開発だ。
ウイルス特有のたんぱく質(抗原)があるかどうかで感染の有無を調べる。今では、抗原検査キットは医療機関だけでなく、学校や施設、個人向けの簡易検査として広く使われている。
厚生労働省が「第1号」を承認したのは2020年5月13日。世界的にも実用化は2例目だった。通常は開発から承認まで約3年かかるところ、4か月足らずのスピード承認となった。
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