東ちづる 山あり谷ありダイアリー
医療・健康・介護のコラム
その蛇口じゃなくちゃダメ! 無言の圧で男子をどかす…わかってほしい発達障害の「こだわり」
やむにやまれぬ「マイルール」
あなたは日々の生活での「マイルール」「ルーティン」「パターン」「こだわり」ってありますか?
私の朝起きてからのルーティンは、うがいをして、万田酵素を食べ、お湯を沸かし、牛乳を温め、コーヒー豆をミルでひき、コーヒーを入れながらメールやLINEなどをチェックする、です。ですが、この流れは自然にそうなったわけで、特段のこだわりがあるわけではありません。ですから、体調やその日のスケジュールで変わることもあります。そうなっても、違和感も支障もありません。
ですが、「発達障害」のある人の中には、自分の行動や習慣に関しては自分が決めたルールにこだわりやすく、毎日の暮らしがパターン化しやすいという特性を持つ人がいます。例えば、大嵐で日課のジョギングができない、水曜日はピザを食べる日なのにそれがかなわない、電車でいつも座る席が空いていない、シャワーと朝食の順番が逆になるとか、いつもと違うパターンになることを嫌がったり、予期せぬことが起こるとパニックになりやすいという傾向があります。
平穏に暮らすためにマイルールを通そうとすると、わがまま、自分勝手、手に負えない子、問題のある人、などと誤解されることもあります。外見からは分かりにくい症状なので、ご本人もツライ思いをしています。
そこで、「そうしたことを愉快に伝えたい!」と世田谷区さんが立ち上がりました。
詳しくは、前号をお読みくださいね。
1 / 3
【関連記事】
※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。
※個人情報は書き込まないでください。