山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
豆腐とジャガイモのおやき…手づかみでパクパク
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。今月は、手づかみでパクパク食べられる手づかみメニューをご紹介しています。
今回は、離乳食に使いやすい豆腐とジャガイモを使ったおやき。たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、しっかり摂取できる手づかみメニューです。
形は自由に、お子さんがつかみやすい、かじりやすい形状に成形してみましょう。片栗粉を加えずに整形して、パン粉などの衣を付けて揚げればコロッケ風にもアレンジできます。
手づかみ食べは「食事の探求」。食べ物をぐちゃぐちゃにしたり、ポイっと落としたりと大人にとってはやめてほしいと思う食べ方をするお子さんも多いでしょう。これは、ただ単に遊んでいるわけではありません。目の前にある食べ物に好奇心をもち、いろいろと探求している行動。食べることが上手になるために必要な時間です。すぐにやめさせるのではなく、お子さんがどんな研究をしているのかな?と見守ってみましょう。
ただ、「投げる」はまた別もの。食事に飽きてきたり、集中力がなくなってきたりしたときに「わざと投げる」を繰り返すお子さんも出てくると思います。
そんなときは、いったん食事を下げて、食べ物をおもちゃとして遊ぶことはしてはいけない! を伝えていきましょう。投げることに対して、親は喜んでいない! 楽しくない! を伝えた後は、大人は過度に反応しない(無関心)。代わりに上手に食べられた時など、たくさん褒めてあげる。にこにこ笑顔に親がなると、それを見てお子さんも嬉しくなり、おのずと笑顔になれると思います!!「食べる」と「遊び」の線引きがお子さんの中で出来てきますよ。
[作り方]
(1) ジャガイモは軟らかく加熱し、ボウルの中で熱いうちにフォークの背でつぶす。
(2) (1)に木綿豆腐(水切り不要)をつぶしながら加え、混ぜ合わせる。
(3) (2)に他の材料も加え、全体を混ぜ合わせたら生地の完成。
(4) 手づかみしやすい形に成形し、フライパンで色よく焼いて出来上がり。
※ジャガイモはサツマイモやカボチャに代えてもOK。
※豆腐は絹ごし豆腐を使う場合は量を少なめにしましょう。
※焼く前or焼いた後で冷凍保存OK。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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