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「マグネットパズル」誤飲注意、国民生活センターが呼びかけ…幼児の胃腸に穴
強力な磁石を内蔵した樹脂製の玩具「マグネットパズル」が破損し、幼児が磁石を誤飲して胃や腸に穴が開く事故が起きているとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。
センターによると、マグネットパズルは、三角形や四角形などの枠状のパーツ同士を組み合わせて、好きな形を作ることができる玩具。磁石が内蔵されていて磁力でパーツをくっつけることができる。
2021年9月、静岡県の2歳男児が壊れたマグネットパズルから出てきた磁石2個を誤飲、小腸が磁石で挟まれ穴が開いた。岐阜県の4歳女児はマグネットパズルの磁石3個を誤飲し、胃や腸に穴が開いた。
担当者は「マグネットパズルの枠状パーツが壊れると、中にある磁石が出てきて子どもが誤飲する危険性がある。使う際は壊れていないか確認してほしい」と話している。
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