山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
妊娠・育児・性の悩み
カボチャ豚つくね…手づかみするものって何でもOK
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。
今月は、手づかみでパクパク食べられる“手づかみメニュー”をご紹介します。
手づかみ食べが進んでくると、“手づかみメニュー”のレパートリーに悩む方が多くなってきますが、実は、手づかみするものって何でもOKなのです。
形があるものは、手づかみしやすいイメージがありますが、器にのせただけのおかゆややわらかいごはん、おかずを手で食べられるならそれが一番!! 形があるものを!と頑張り過ぎなくてもよいのです。
今回のカボチャ豚つくねは、離乳食の完了期頃から試してみましょう。ただ、カボチャの量を増やせば、離乳食後期のお子さんから食べることもできます。お子さんの食べ方を見ながら、カボチャや肉の量を変えて、硬さを変えていくと、かんで食べる練習につながります。
肉の量を増やし、焼きあがった後、味付けをすれば、大人も一緒に食べることができる、アレンジ自在のメニューです。しょうゆとみりんを合わせた甘辛味、バターしょうゆ味などが合います。
[作り方]
(1) カボチャは皮付きのまま軟らかくなるまで加熱し、ポリ袋に入れ、温かいうちに手でつぶす。
(2) 長ネギはみじん切りにする。
(3) (1)のポリ袋にひき肉、みそを入れ、粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。長ネギ、おろしショウガ、片栗粉を加え、よく混ぜ合わせる。
(4) ポリ袋の端をキッチンバサミで切り、適当な大きさにしぼり出しながら形を整え、フライパンで焼く。中火で表面に焼き目を付けてから、弱火で蓋をして4分ほど加熱して出来上がり。
※カボチャは、ジャガイモ・サツマイモ・サトイモなどイモ類に代えてもおいしく作ることができる。
※豚ひき肉は、鶏や牛、合いびきに代えてもOK。
※形を整えた生のもの、もしくは、焼き上げたものを冷凍してストックするのはOK。
※カボチャの皮は、硬さが残るようであれば取り除く。その場合、量が減ってしまうので調節します。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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