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新・のぶさんのペイシェント・カフェ 鈴木信行

医療・健康・介護のコラム

患者さんから人生のテーマを聞き取り 即興で似顔絵に

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 ここは、ある下町にあるという架空のカフェ。オーナーののぶさんのいれるコーヒーの香りに誘われ、今日もすてきなゲストが訪れて、話が弾んでいるようだ。(ゲストとの対話を、上下2回に分けてお届けします)

村岡ケンイチ(むらおか・けんいち)さん

【今月のゲスト】
村岡ケンイチ(むらおか・けんいち)さん

 似顔絵セラピー・プロジェクト代表。名古屋芸術大学卒。小さい頃から似顔絵を描くのが好きで、新しいアートという形でなにかできないかとの思いを胸に、大学卒業後、似顔絵の会社に入り、似顔絵に取り組む日々を送った。医療関係者に声をかけられたのが縁で、2006年12月から「似顔絵セラピー」の活動を始める。07年からフリーとして活動。似顔絵国際大会・白黒部門5大会連続優勝。NHK BS「今夜は絵顔で眠りたい!」などに出演。
・似顔絵セラピー・プロジェクト http://www.nigaoe-therapy.jp/

「似顔絵セラピー・プロジェクト」代表の村岡ケンイチさん(上)

患者さんから人生のテーマを聞き取り 即興で似顔絵に

オンラインで対談する村岡ケンイチさんと筆者

 新年度を迎え、私のカフェから見える道には、真新しいランドセルを背負った小学生が、上級生と一緒に学校へ行く姿がある。

 幼少期の頃の自分を重ねてみる。生まれつきの身体障害者の私は、入学した日は姉に連れられて登下校した思い出がある。

 今日のカフェのカウンターには、そういう人生の一部を切り取り、似顔絵として目に見える形に残してくれる「似顔絵セラピー・プロジェクト」代表の村岡ケンイチさんがお越しになっている。

 彼は、病院を訪問し、病気を持つ方との話を通して、その方の人生を背景にした似顔絵を即興で描いていく自称「似顔絵セラピスト」だ。

 私もお願いしてみた。本来は1時間ぐらいかけて、これまでの人生や今後の夢の話をじっくりと聞いたうえで描くらしいが、私がカフェで仕事中ということもあり、無理を言って短時間でお願いした。

 日ごろの生活などについていろいろと質問され、思ったままに答えていくと、手元に色紙とペンを取り出して描き始めてくれた。

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鈴木信行(すずき・のぶゆき)

患医ねっと代表。1969年、神奈川県生まれ。生まれつき二分脊椎の障害があり、20歳で精巣がんを発症、24歳で再発(寛解)。46歳の時には甲状腺がんを発症した。第一製薬(現・第一三共)の研究所に13年間勤務した後、退職。2011年に患医ねっとを設立し、より良い医療の実現を目指して患者と医療者をつなぐ活動に取り組んでいる。著書に「医者・病院・薬局 失敗しない選び方・考え方」(さくら舎)など。


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