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田村専門委員の「まるごと医療」

医療・健康・介護のコラム

多発性骨髄腫の闘病の日々つづる 夫婦漫才「宮川大助・花子」の花子さん

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「あわてず、あせらず、あきらめず」

多発性骨髄腫の闘病の日々つづる 夫婦漫才「宮川大助・花子」の花子さん

宮川大助・花子さん(吉本興業提供)

 多発性骨髄腫で闘病中の宮川花子さん(67)が、夫婦漫才コンビを組む夫の大助さん(72)と闘病記「あわてず、あせらず、あきらめず」を出版した。一時は余命1週間ともされた状態を乗り越え、復帰を目指して在宅で治療を続けている花子さんと大助さん夫妻に3月1日、オンラインで話を聞いた。

マラソン大会イベント中 腰痛で歩けなくなり

 花子さんが体に異変を感じたのは2018年3月、マラソン大会のイベント中のことだった。もともとフルマラソンを走るほどの体力の持ち主なのに、12キロのウォーキングの途中で腰痛のため歩けなくなり、マネジャーの肩を借りてかろうじてゴールした。

 痛みで起き上がれないため病院を受診したところ、がんが骨に転移しており「余命半年」と告げられた。詳しい検査で血液のがんの「形質細胞腫瘍」と診断され、放射線治療でいったんは治まったようにみえた。

「余命1週間」の病状乗り越え 抗がん剤治療と懸命のリハビリの日々

 ところが、2019年1月、検査で数値が再び悪化していることが分かり、形質細胞腫瘍のうちの「多発性骨髄腫」と診断された。

 抗がん剤治療を勧められたものの、ためらっているうちに病状がさらに進み、6月に緊急入院。「余命1週間」ともされた状態から、抗がん剤治療や懸命のリハビリによって回復し、12月には記者会見を開いて初めて病気を公表した。

 著書「あわてず、あせらず、あきらめず」では、そんな闘病の様子が赤裸々に描かれているとともに、日本を代表する夫婦漫才コンビとして歩んできた二人の人生が、花子さん、大助さん、そして娘のさゆみさんの一人称の語りでつづられている。

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田村 良彦(たむら・よしひこ)

 読売新聞東京本社メディア局専門委員。1986年早稲田大学政治経済学部卒、同年読売新聞東京本社入社。97年から編集局医療情報室(現・医療部)で連載「医療ルネサンス」「病院の実力」などを担当。西部本社社会部次長兼編集委員、東京本社編集委員(医療部)などを経て2019年6月から現職。

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