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市立病院で外科医一斉退職か、医師「理事長から根拠のない退職通告」…病院側「経営に関する協議」

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 地方独立行政法人・市立大津市民病院(大津市)で外科医の一斉退職が取りざたされている問題で、退職予定の医師の1人が読売新聞の取材に応じた。退職を決めた経緯を「理事長から根拠のない退職通告を受けたため」とし、病院の対応を批判した。

市立病院で外科医一斉退職か、医師「理事長から根拠のない退職通告」…病院側「経営に関する協議」

 同病院の外科診療部門ではこの医師を含む9人が京都大医局から派遣されている。医師によると昨年9月、北脇城理事長が外科の統括診療部長に「業績不振で、外科チームを京都府立医科大のチームと交替させる」と圧力をかけたという。

 医師は「外科の業績が他の診療科より劣ることはない」と反論。北脇理事長の発言をパワーハラスメントだとしたうえで「長年かけて築いてきた地域医療が理事長の横暴で脅かされ、痛恨の極みだ」と語った。

 問題を巡り、院内の勤務医らでつくる組合が医師約100人に行った調査では、協力した約90人のうち約80人が「不当な退職強要として訴えたい」と回答。パワハラに対応する院内の相談窓口が機能していないとする声も目立ったという。

 一方、15日に病院側が開いた記者会見で、北脇理事長は「経営に関する協議でパワハラではない」と説明し、見解が食い違っている。

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