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なかさとみ「吉本芸人 卵子提供で2人のママに」

医療・健康・介護のコラム

早発閉経で妊娠困難 国内で卵子提供を受けられず、海外はコロナで行けず、絶望

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相談者には「どんな子が生まれてきても育てられますか?」

 私はご相談者に必ず「どんな子が生まれてきても、愛情深く最後まで育てられますか?」とお話をしています。また昨今では、結婚や離婚を繰り返し、その揚げ句に子供を巻き添えにした痛ましい事件が後を絶ちません。結婚とはなんぞや? なぜ、結婚するのか? 結婚そのものについて、もっともっと考えなければいけない時代にきているのではないかと強く思います。

 第三者の精子を使った体外受精が、東京都内のクリニックで今年の4月から開始されます。このクリニックでは、精子ドナーの募集も開始すると発表がありました。

 ところが日本産科婦人科学会(日産婦)は「法でルールが整備されるまでは実施すべきではない」との見解を公表しました。第三者の関わる不妊治療については国が2001年に、一部の治療を除き、法整備されるまで自粛するように求めており、学会はこの考え方を尊重すべきだとしました。

 それから20年以上も経っているのに、いまだに法整備はされずに放置されたままです。なぜ、20年以上も放置されているのか、理解に苦しみます。更に引き延ばすメリットはいったいどこにあるのでしょうか?

 早く産んで、早く子育てをしたい方が、年を重ねてしまうことに何のメリットがあるのでしょう? 学会は高齢出産を推奨していませんが、これでは本末転倒ではないでしょうか? 早く産み育てたい人たちの環境を整えることも、学会や国の仕事なのではないのかな?と思います。

 卵子提供で子供を持ちたいと願う人も、すでに卵子提供で子供を出産した人も、ほとんどの人が一日も早く、国内で第三者ドナーによる卵子提供ができることを希望しています。ここまでくると、法整備が進んでいる海外からの協力がないと、何も進まないのではないか、とすら思ってしまいます。早発閉経で悩むMさんのような若い女性が、一日でも早く国内で卵子提供が受けられるようになることを心から願っています。(なかさとみ)

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なか さとみ

 1971年生まれ。吉本興業所属芸人。2015年より不妊治療をしたが妊娠に至らず。卵子提供で2人の子どもを出産。19年1月10日、日本で初となる当事者による卵子提供自助グループ「アン・ネフェ」を発足。自身の経験をもとに発足以来、延べ200人以上の相談を受けている。

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1件 のコメント

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国内での卵子提供の実現をぜひ!

まこりん

私も早発閉経で子どもを持つことを諦めざるを得ませんでした。結婚が遅かったこともありましたが、結婚してすぐ妊娠して喜んだのもつかの間、8週で自然流...

私も早発閉経で子どもを持つことを諦めざるを得ませんでした。結婚が遅かったこともありましたが、結婚してすぐ妊娠して喜んだのもつかの間、8週で自然流産。その後、生理は1年以上来ず、婦人科を受診すると卵巣機能低下症と診断され…。ホルモン補充等も行いましたが、妊娠はできず、ミューラー管ホルモンも検出限界以下しかなく、自力の妊娠は無理と…。自身が医療従事者であり、不妊治療をうける方々を見てきたものの、まさか自分が当事者になるとは思っていませんでした。それから卵子提供等、色々調べましたが国内ではできず、かといって海外にも行けず、どれだけ泣いたことか。今は夫婦二人の生活で、楽しくは過ごしていますが、ここに子どもがいたらもっと人生がバラエティーに富んで楽しかったのではと思ってしまう自分がいるのも事実です。なんとか道を開いてほしいと思います。

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