文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

女優 仁科亜季子さん

 メディアなどでお馴染みの芸能人、有名人だって、一人の人間として病気や心身の不調と向き合っています。苦しかった経験や、病によって気付かされたことなど、率直な思いをお聞きします。

一病息災

[女優 仁科亜季子さん]4回のがん(4)元夫・松方弘樹さんの訃報に「まさか私よりも早く」…今は元気で陽気に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 2014年に大腸がんの手術を受けてからは元気で暮らしている。17年に届いた元夫で俳優の松方弘樹さんの 訃報ふほう には驚いた。「まさか病気ばかりしている私よりも早く逝くなんて……」

 離婚以来、会っていなかった。最期は苦しまなかったか、それが気になった。

 四つのがんを乗り越えてきたが、どうしても手術の後遺症が残った。子宮 けい がんでは足がむくむリンパ浮腫、胃の手術後はのみ込みが悪く、注意しないと食べ物がのどに詰まる。大腸がんでは、腸のコントロールがうまくいかない。「それぞれの付き合い方には慣れました」

 日々の足上げ腹筋などの体操のほか、週1回は先生について、3時間のストレッチとボイストレーニングを20年以上続け、体のメンテナンスも心がける。

 がんを繰り返し、弱気になることはなかったのか。

 「子どもたちによく言われるんです。『天然』って。頭の切り替えが早いんですよ。くよくよしても仕方がない。2時間以上は考えない」

 がん治療もそうだった。やると決めたら、強気で勇気を持って臨んで、元気で陽気に生きる……そんな気持ちを大切にしている。

 今、女優の仕事では、ドラマなど撮影現場の緊張感がとても好きだ。そして長男、長女、「王子」と呼ぶ6歳の孫との時間が楽しい。

 (文・渡辺勝敏、写真・岩佐譲)

女優  ()(しな)()()() さん(68)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

sokusai_117

 
 

一病息災の一覧を見る

女優 仁科亜季子さん

最新記事