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知事・市長らが万博への思い語る~大阪で「未来社会デザイン」シンポ開催

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 2025年に開催される大阪・関西万博に向けた「未来社会デザインシンポジウム2022」(主催:日本抗加齢協会、共催:日本抗加齢医学会など)が1月21日、大阪市で開かれた。オンラインでも同時配信され、会場と合わせて約700人が参加した。

知事・市長らが万博への思い語る~大阪で「未来社会デザイン」シンポ開催

 大阪・関西万博で、地元の大阪府・大阪市が出展する「大阪パビリオン」は「生まれ変わり」を意味する「REBORN(リボーン)」がテーマ。建物内には、らせん状のスロープを乗り物で移動しながら健康状態が自動的に診断される「アンチエイジングライド」=写真左=などが設置される予定。

 シンポジウムの第1部では、大阪パビリオンの総合プロデューサーを務める森下竜一・大阪大学教授が「自分に合った食事や運動がその場で提案され、体験できるといった、健康の面から未来の都市生活が感じられる展示を目指したい」と意気込みを語ったほか、各展示・体験ゾーンのプロデューサーが概要を紹介した。

大阪・関西万博へ向け活発に議論した吉村洋文・大阪府知事(左から2人目)、松井一郎・大阪市長(同3人目)ら(1月21日、大阪市で)

 第2部のパネルディスカッションでは、吉村洋文・大阪府知事、松井一郎・大阪市長、森下教授の3人で「2025大阪・関西万博をどう成功に導くか」と題して討論した。

 吉村知事は「大阪は革新的な医薬品・医療機器の創出を目指す研究機関や大学が多く、他のアジアの都市にはない強みだ。万博を大阪の魅力を発信する装置にしていきたい」と話した。

 また、松井市長は「大阪の英知を結集して、人生の終わりまで豊かに過ごせる方法を提案する。超高齢社会の課題を解決するパビリオンとして世界の人に期待してもらいたい」と力を込めた。

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