医療大全
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ALSになった医師<4>聖火リレー力走 心に希望
わずかに動く額と口を使って電動車いすを動かして、聖火をつなぐ。その姿を見せることで、被災者や病気と闘う人に勇気と希望を届けられたら――。

妻の友香利さん(左)らに見守られ、聖火ランナーとして走る太田さん(昨年6月)=武藤要撮影
2021年6月20日、全身の筋肉が衰えていく難病「筋 萎縮 性側索硬化症」(ALS)を患う千葉県八千代市の医師、太田守武さん(50)は、宮城県多賀城市で、東京五輪聖火リレーの走者を務めた。
当初は、他の人に電動車いすを操作してもらう計画だった。新型コロナウイルスの影響で、五輪が1年延期されたことで、準備に余裕ができた。せっかくなら自分の力で走ってみようと考えた。
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