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人類滅亡まで「残り100秒」…米科学誌が警告「世界は非常に危険な瞬間に立ち往生」
【ワシントン=船越翔】人類が滅亡する時間を午前0時に見立てた「終末時計」の残り時間が「100秒」に迫っていると、米科学誌が警告した。新型コロナウイルスの世界的な流行や、探知や迎撃が難しい極超音速兵器の開発競争激化などを理由としており、2020年から3年連続で過去最短となった。

ウクライナに隣接するロシア南部ロストフ州で行われたロシア軍の軍事演習(AP)
「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」(原子力科学者会報)が20日発表した。終末時計は、同誌が1947年から毎年公表している。
同誌は声明で、「世界は非常に危険な瞬間に立ち往生している」と危機感を示した。その上で、この状況を改善するためには、世界のリーダーたちの協調が必要だと訴えた。
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