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東ちづる 山あり谷ありダイアリー

医療・健康・介護のコラム

薬物依存から回復し続ける俳優と5分間のミニドラマ…炎上覚悟のふたり芝居に集まったエール

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脳が報酬を求め、制御不能に

薬物依存を克服した俳優と5分間のミニドラマ…炎上覚悟のふたり芝居に集まったエール

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 寛容な社会作りに必要なのは、正しい知識や理解なんですね。無知や勘違いからの、ふんわりとした精神論や根性論が偏見や差別を生んでいくのですから。

 「依存症」を簡単に説明してみます。私たち人間が依存する対象は色々ありますが、アルコール・薬物・ギャンブル・ゲーム・セックスなどが代表的。このような特定の物質や行為をやめたくてもやめられない状態になるという「病気」です。

 「なんでも病気といえば許されると思っている!」。こんな声が聞こえてきそうですよね。

 アルコールや薬物などの物資の場合、摂取するとドーパミンという快楽物質が分泌されます。すると、脳がそれを報酬と認識してしまいます。これが厄介なんです。脳に報酬を求める回路ができてしまうのです。脳は報酬欲しさに、どんどん強い摂取を求める指令を出し続けます。脳機能の異常です。もう意志とか気力では制御できません。ギャンブルなどで味わうスリルや興奮も、報酬を求め続ける脳の回路の仕業のようです。

 でも、意志とか、快楽を感じるとか、制御とかも、脳の機能なのに、なんだか不思議です。だって、こうして理解し説明はできている脳も、自分の脳が出来事や体験、知識をどのように処理しているのかは到底理解できない私の脳です。あああ、もうこんがらがってきます。

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東ちづる(あずま・ちづる)

俳優。 一般社団法人Get in touch代表。 広島県出身。会社員生活を経て芸能界へ。ドラマ出演や司会、講演、出版など幅広く活躍。骨髄バンク支援等のボランティアを30年間続けている。2012年、アートや音楽、映像、舞台等を通じて、誰もが自分らしく生きられる“まぜこぜの社会”を目指す一般社団法人 Get in touchを設立。記録映画「私はワタシ over the rainbow」、演劇プロジェクト「月夜のからくりハウス」(ともに動画をVimeoで配信中)などの企画・プロデュースを手がけ、自らも出演している。『東京2020NIPPONフェスティバル』のひとつとして世界に配信される「MAZEKOZEアイランドツアー」(無料配信中)の総合構成・演出・総指揮を担当。著書に、母との葛藤を乗り越えるまでの体験を綴った『〈私〉はなぜカウンセリングを受けたのか~「いい人、やめた!」母と娘の挑戦』、エッセー集『らいふ』など。

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