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新型コロナ 検査の2年<5>唾液を検体に 偶然の産物

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 感染拡大の初期に検査数が増えなかった原因の一つは、PCR検査の検体の採り方にあった。鼻の奥の粘液を採ろうとすると医療従事者がくしゃみを浴び、感染する恐れがある。防護服も足りない。世界的に、より簡単で安全な方法が求められていた。

 「唾液でも検査ができる」。画期的な発見は、偶然の産物だった。

 2020年4月6日、北海道大病院に初めてPCR検査の依頼が来た。札幌市内の男性医師(40歳代)が、39度台の熱と息苦しさを訴えていた。鼻の粘液を採って調べると陰性。しかし、肺炎の症状はある。たんを採って再検査することにしたところ、男性は、たんをうまく出せず、採れたのは唾液だけだった。この検査で陽性が確認された。

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