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#コロナ禍のフットケア(上)痛い「巻き爪」になるのを防ぐには?

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 コロナ禍による外出自粛などで歩く機会が減ると、足のトラブルを招きやすくなる。福岡市に住む女性(76)も、2年ほど前からあまり外出しなくなり、足指の巻き爪が悪化。痛みが強まったため、昨年3月に福岡市中央区の「六本松 足と心臓血管クリニック」を受診した。院長の竹内一馬さん(49)は「コロナ禍以降、巻き爪の患者が目立つようになりました」と話す。

#コロナ禍のフットケア(上)巻き爪適度に歩き予防を

巻き爪の画像を示す竹内さん

 巻き爪は、足の爪の先が巻いて伸び、皮膚に食い込んだ状態を指す。主な原因が歩行不足。爪は元々巻く性質があり、歩く際に足指に加わる力が減ると、その性質を助長してしまう。痛みや腫れを伴うことも多く、症状が進行している場合は医療機関の受診が望ましい。女性も爪の変形がひどかったため、医療用の特殊なワイヤによる矯正治療中で、「楽に歩けるようになった」と喜ぶ。

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曲線の刃の爪切り(左)とまっすぐな刃の爪切り(右)

 足の爪には、つま先を保護する以外にも、体のバランスを取ったり、踏み込む力を強めたりする役割がある。そのため巻き爪は転倒につながりやすく、足指を使いながら適度に歩いて予防することが大切だ。

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 また、深爪も巻き爪を招く。爪を切りすぎると指先の肉が盛り上がり、爪の成長を妨げるためで、正しい切り方は、指の輪郭に合わせて四角く切る「スクエアカット」。両端はやすりで滑らかにする程度にとどめ、深く切り込む「バイアス切り」は避ける。爪の先の白い部分は少し残し、上から見た時に指がはみ出ないよう整えるのが目安だ。爪切りは、曲線状の刃が一般的だが、スクエアカットにはまっすぐな刃の方が向いている。

 竹内さんは「巻き爪のせいで転んで骨折し、寝たきりになる恐れもある。適度な歩行と正しい爪の切り方で予防してほしい」と訴える。

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