松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
ハンガリーサラダ…ポイントはマヨネーズではなくヨーグルト
小学校栄養士の松丸奨です。今日は、野菜をおいしく食べられるレシピ「ハンガリーサラダ」のご紹介です。
見た目で、マヨネーズみたい?、とも思えますが、ポイントはマヨネーズではなく、ヨーグルトを使用している点です。油を使用していないので洗い物も楽ちんです。全く油っぽくなく、さっぱりと食べられるので、「何、このサラダ! おいしい!」と子どもから大人まで大満足のレシピなのです。僕は、先生たちからもレシピを聞かれたりしていますよ。
さて、ハンガリーは中央ヨーロッパの内陸にある国で、酪農が盛んです。乳製品が多く作られており、チーズやバターなども多くの種類があります。乳製品が豊富ことから、お肉などのソースにバターやクリームを使うといった食の特徴があります。今回のようにサラダにも乳製品を使用するなど、おいしいレシピが生まれてきました。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌には、腸内環境を整えてくれる作用があります。ヨーグルトの種類によって含まれている菌に違いがあり、各生産メーカーがこだわっているところでもあります。ヨーグルトを使用したサラダをぜひ楽しみましょう。
[作り方]
(1) レタスは短冊切り、その他の野菜は乱切りにする。
(2) ジャガイモとニンジンをラップで包み、電子レンジ500Wで2分加熱して軟らかくする。パプリカとキュウリとピーマンもラップで包み、同じく電子レンジ500Wで30秒ほど加熱する。レタスは生のままで、すべての材料をボウルに移しておく。
(3) (A)をよく混ぜ、(2)のボウルに入れて混ぜ合わせる。味見をして食塩の量を調整。お好みでさらにパプリカパウダーをかけて完成。
(レシピ作成 栄養士 松丸奨)
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