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医療・健康・介護のコラム

[俳優 河相我聞さん](上)衝撃!お父さんは人殺し? 2時間ドラマの犯人役に大泣きした息子も芸能界へ

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 テレビドラマ「天までとどけ」(1991年放送開始)で大家族の次男を演じてブレイクした俳優の河相我聞さんには、2人の男の子がいます。シングルファーザーとして子どもたちに向き合う日々をつづったブログは、男性3人のちょっととぼけたやりとりが「面白すぎる」と評判です。一般的な家庭とはどこか違うけれど、なんとも楽しそうな河相家の子育てについて聞きました。(聞き手・飯田祐子、撮影・小倉和徳)

集団行動が苦手だった子ども時代

  ――小学生の頃から、子役として活動していたそうですね。芸能界に入ったきっかけは?

 同世代の子どもたちと一緒に同じことをやるのがとにかく苦手で、小3の終わりごろから不登校になりました。母は学校に行けとは言わなかったけれど、「だったら、何か他のことをやりなさい」と。兄の勧めで児童劇団に入りました。

  ――劇団は、学校より楽しかったですか?

 それが、実は全く肌に合わなくて。集団行動が苦手なのは変わりませんから、レッスンにもほとんど参加しませんでした。でも撮影などの現場は、毎回違う場所に行っていろいろな大人と会えるのがすごく楽しかった。それで仕事を続けていた感じで、芝居に打ち込んでいるという感覚はなかったですね。

  ――劇団で出会った女優さんとの間に長男の 沙羅(さら) さんが生まれたのは、1994年、河相さんが19歳の時だそうですね。2002年には、次男の唯円ゆいえんさんが誕生しています。同世代の若者に比べると、かなり早く家庭を持ったのですね。

 親になったといっても、僕も彼女も若くて、お互いに自分のことをコントロールできなかった部分がありました。ある程度、年齢を重ねていればうまく回避できたようなことも、悪い方へ悪い方へと進んでしまうようなところがあって。互いに離れた方がいいだろうと考えて、別れました。後に復縁したものの、妻と母がうまく折り合えなかったりいろいろなことが重なって、2011年に再び離婚しました。

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