山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
肉詰め巾着煮…大豆製品を使ったお手軽おかず
こんにちは。乳幼児専門管理栄養士の山口真弓です。今月は、油揚げや納豆、豆腐などの大豆製品を使ったお手軽おかずをご紹介します。
今回は、油揚げを袋状にして、肉だねを詰めた、ボリューム感のある巾着を煮物に仕上げました。肉だねは、かさ増しに春雨を加えていますが、肉だけ、もしくは春雨を豆腐に替えるのもOKです。中に入れる野菜などはお好みのものを選んでみてくださいね。煮汁を多く作り、巾着と一緒にダイコンやニンジン、レンコンなどの根菜類を煮ても良いですね。その場合は、先に根菜類を煮てから巾着を煮るようにしましょう。
[作り方]
(1) ニンジン、長ネギはみじん切りにする。ひじきは水で戻し、戻し水を捨てて、流水で洗ってから、たっぷりの湯でゆでる「ゆでこぼし」をする。長さの長いものは細かく刻む。緑豆春雨は、表示時間通りに湯で戻し、細かく刻む。
(2) 油揚げは沸騰した湯をかけ油抜きをし、縦半分に切り、10個分の袋を作る。
(3) ボウルまたはビニール袋に(A)の材料、(1)を入れ、粘りが出るまで良く混ぜ合わせる。
(4) (2)の油揚げに、(3)の肉だねを詰め、巾着を作る。巾着の口は、つまようじで留める。スパゲティを使うと一緒に食べられる。
(5) 鍋に(B)のだし汁を沸かし、(4)を蓋をして10分ほど煮る。そのまま冷ます。
※乾燥ひじきは無機ヒ素を多く含むため、ゆでこぼしなどの処理をしっかりしましょう。ゆでこぼしをしても、含まれる栄養素(カルシウムや鉄分など)の損失は少ないと考えられています。
※油揚げは油抜きをしたほうが、味の染み込みが良くなります。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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