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7歳 歯の矯正急ぐべきか

 孫の7歳女児は、下の前の乳歯4本が生え替わり、うち2本は隙間がなく横から生えました。歯科医師は「(女児の)顎が小さいので今から矯正した方がよい」と言います。乳歯が全部生え替わってからでは遅いですか。治療費が高額なこともあり、迷っています。(76歳女性)

かみ合わせ問題なら 早めに

山城 隆 大阪大学大学院教授(歯科矯正学)(大阪府吹田市)

 歯の不ぞろいは、歯が生えるスペースと歯の配置のアンバランスで生じます。成長に伴い、顎は大きくなり、かみ合わせも変化します。アンバランスの程度で今後、前歯以外に歯の不ぞろいが現れるかもしれません。

 矯正には、歯の不ぞろいに加え、口の閉じやすさ、治療後の歯列の安定性など様々な要因を検討します。歯の隙間が問題で生じる歯並びは、永久歯がある程度生えそろった時点をめどに治療を検討します。

 下顎が小さいと歯が生えるスペースが小さくなりがちです。ゆがんで生えた歯によって、かみ合わせがずれたり、強く当たる部分が生じたりした場合は、出来るだけ早く、かみ合わせの機能を邪魔する干渉を取り除く矯正が必要です。

 お孫さんの下顎がやや後退した感じはないですか?あるいは前歯のかみ合わせが深くて、奥歯をかみしめた時に下の前歯が見えない状態になっていませんか?

 下顎の小さい人によくみられるこれらの問題が併発している際は、永久歯が生えそろう前に治療を始めることがあります。その場合、成長発育を利用した治療をするので治療の難易度が上がります。専門の矯正歯科、特に矯正歯科学の学術団体である日本矯正歯科学会の認定医などの受診をお勧めします。

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