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双極性障害<1>「そう」と「うつ」繰り返す

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 次々と仕事のアイデアが湧いてくる。頭は常に回り続け、寝なくても平気――。就職して間もない頃、東京都の会社員男性Aさん(34)は、こんな経験をした。まだ仕事内容をよく理解していないのに、「こんな計画じゃダメ。僕が一から考えます」と上司に強い口調で訴えた。

 「今思えば、双極性障害のそう状態でしたね」と振り返る。

 双極性障害は、以前は「そううつ病」と呼ばれていた。気分が高ぶる「そう状態」と、沈み込む「うつ状態」を繰り返し、生活に支障が出る病気だ。

 当時ばりばり働くAさんは職場で一目置かれる存在になった。でも、この状態は2か月も続かなかった。

 急に頭が働かなくなり、こみ入った仕事ができなくなった。家計のためだけに会社と自宅を往復、週末は布団の中で寝て過ごした。苦しさを忘れたくて酒を飲んだ。

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