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先月のコロナ感染者、10歳以下が過半数…県まとめ
山口県は、11月に県内で新型コロナウイルスへの感染が明らかになった52人のうち、10歳代以下の子どもが過半数の27人に上ったと発表した。就学前施設でクラスター(感染集団)が発生したことに加え、12歳未満がワクチン接種の対象外であるためとみている。

山口県庁
県健康増進課によると、52人の内訳は、10歳未満が23人、10歳代が4人、20、30歳代が計9人、40、50歳代が計10人、60歳代以上が6人だった。
10歳代以下の27人のうち、11人は山陽小野田市で発生した就学前施設クラスター関連だった。ほかにも家族内、きょうだい間の感染などで、ワクチン接種対象外の子どもへの感染が拡大した。
11月12日以降、1日あたりの新規感染者は0~3人となっているが、県は新たな変異株「オミクロン株」に警戒を強めており、手洗いやマスクの着用、部屋の換気など感染防止対策の徹底を呼びかけている。
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