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デルタでなければオミクロンの可能性…デルタ用の変異株PCR検査を再開
厚生労働省は2日、オミクロン株への感染の可能性を早期に把握するため、各自治体で判明したコロナ感染者について、改めてデルタ株を検出できる「変異株PCR検査」を行い、陰性であれば国に報告するよう都道府県に通知した。

厚生労働省
国内の感染者は今年8月以降、ほぼデルタ株に置き換わっており、10月に変異株PCR検査は終了していた。一方で、オミクロン株の変異株PCR検査はまだ試薬開発中のため、同省は「デルタ株感染が否定されればオミクロン株の可能性がある」として、デルタ株検査の再実施を決めた。陰性の場合、全遺伝情報(ゲノム)解析でオミクロン株かどうかを確認する。
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