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3回目接種「前倒しする必要がある」…全国知事会と日本医師会が意見交換
新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、全国知事会は2日、日本医師会とオンラインで意見交換し、3回目接種の時期を「前倒しする必要がある」との考えで一致した。
新たな変異株「オミクロン株」の感染者が国内でも確認されたことを踏まえ、全国知事会長の平井伸治・鳥取県知事は「ある程度前倒しをすることが必要だ」と述べた。日本医師会の中川俊男会長は「接種体制が整った自治体から、柔軟に進めることを考える必要が出てきた」と応じた。
3回目接種について、政府は、2回目から原則8か月以上経過した人を対象とし、クラスター(感染集団)が起きた医療機関などに限って6か月への短縮を認めたが、自治体などからの要望を受け、前倒しする方針を固めている。
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