松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
レモンとトマトのスープ…たまった疲れに効く料理!
小学校栄養士の松丸奨です。今日はたまった疲れに効く料理!「レモンとトマトのスープ」のご紹介です。
一年の締めくくりまであと少し。たまった疲れをなんとか回復させて、年末まで乗り切りたいものです。そこで活躍するのがこのスープです。輪切りのレモンにトマトが丸っと入った健康スープを作ってみましょう。
レモンには、クエン酸が含まれており、疲労回復と集中力アップを期待できる 柑橘 類です。煮過ぎると苦みが出てしまうことがあるので、仕上げにサッと煮る程度で大丈夫です。もっと酸味がほしい時は、余りのレモン果肉を搾って加えると爽やかさが増します。
トマトには、抗酸化作用のあるリコピンが含まれており、疲労回復に活躍してくれます。
隠し味として使用しているがの梅肉です。梅の味わいが、味に深みを出してくれます。梅にもクエン酸が含まれているので、合わせて摂取できますよ。梅肉はチューブタイプの物がありますので、ぜひ探してみてください。焼き魚やコロッケなどの揚げ物にちょっと付けると味変化ができておいしいです。わさびや辛子と同じサイズなので、使いやすい上に安価でおすすめです。
スープの材料としてペンネも入ります。たっぷりと入れればメインの料理としても活躍してくれます。おいしい疲労回復スープを味わってください。
[作り方]
(1) トマトはへたを取り、レモンは輪切り、ベーコンは食べやすい大きさにする。レタスは短冊切りに切る。ペンネは下ゆでをしておく。
(2) 鍋にトマトを入れ、まわりの隙間にレタスとベーコンを入れる。水と(A)の調味料を入れて、ふたをして強火で一煮立ちさせる。
(3) 弱火に落として10分ほど煮てから、レモンとペンネ入れて、2~3分ほどで完成。
(レシピ作成 栄養士 松丸奨)
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