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オミクロン株拡大でG7保健相が緊急会合へ…加でも2人の感染確認

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 【ロンドン=池田慶太、ニューヨーク=寺口亮一】先進7か国(G7)の議長を務める英政府は28日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」への対応を協議するため、緊急の保健相会合を29日に開くと発表した。オンライン形式になる見通しで、水際対策などで連携を確認するとみられる。オミクロン株の感染は新たにカナダなどでも確認され、各国に広がりを見せている。

 緊急会合では、オミクロン株の解明を進めるため、保健当局や研究機関の協力を確認するほか、ワクチン接種率が低い発展途上国への支援についても話し合われる可能性がある。

 オミクロン株は、世界保健機関(WHO)が26日、最も警戒レベルが高い「懸念される変異株(VOC)」に指定した。これまでに、南アフリカや香港、イスラエルのほか、欧州では英国、ドイツ、オランダなどで感染が確認されている。

 従来の変異株と比べて感染力が強いかどうかや、従来のワクチンの効果にどのような影響を与えるかなど、明らかになっていない部分も多い。各国で動揺が広がっているため、G7として緊急会合を開催して一致した姿勢を示し、混乱を抑える狙いもありそうだ。

 一方、カナダのオンタリオ州政府は28日、首都オタワで2人がオミクロン株に感染していることを確認したと発表した。北米で確認されたのは初めてとみられる。2人は最近、アフリカのナイジェリアへの渡航歴があるという。カナダのジャンイブ・デュクロ保健相は声明で、検査体制が機能していると強調し、「オミクロン株への感染はほかにも見つかるだろう」と述べた。

 また、仏紙パリジャンなどによると、フランスの保健当局は28日、8人がオミクロン株に感染している疑いがあると明らかにした。オミクロン株かどうかを詳しく調べている。8人は過去14日間にアフリカ南部を訪れたという。

 英政府は28日、国内で3人目となるオミクロン株の感染を確認したと発表し、人口の大半を占めるイングランドでのマスク着用の義務化について、30日から実施すると明らかにした。公共交通機関や銀行、店舗などが対象で、パブやレストラン、ナイトクラブは適用が除外された。英国への入国者にPCR検査を義務づける措置も30日から適用される。

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