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中新薬業、かぜ薬など23製品307万個回収…国承認とは違う手順で製造

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 国の承認と異なる方法で医薬品を製造したなどとして、医薬品製造「中新薬業」(富山県滑川市)は、かぜ薬「新ビターコルド」など23製品、約307万個の回収を始めた。

 同社によると、回収する製品は国などが認めた承認書と異なる量の添加剤が入っていたり、違う手順で製造したりしていた。また、出荷後の安定性試験の結果にも承認基準に適合しない可能性があるものが確認された。

 こうした不正は古いものだと20~30年前から行われていたという。今年8月の定期査察の際には発覚しなかったが、10月22日に県の抜き打ち査察を受けて判明した。

 同社の寺崎正之社長は取材に対し「(不正を)隠そうとしたと言われても仕方がない。承諾書通りに製造すると錠剤が割れるなど製造に支障があり、手順を変更してしまった。申請をすべきだったがモラルが低かった」と述べた。

 ただ、健康被害を引き起こす可能性は低く、これまでに報告もないという。

 県くすり政策課は「調査は実施しているが、詳細はコメントできない」としている。自主回収についての問い合わせは同社(076・475・2122)。

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