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小池知事「水面下で猛威振るう準備中かも」…3回目接種へ大規模会場を再開設へ

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 東京都の小池知事は25日に開かれた都の新型コロナウイルス対策本部会議で、感染再拡大に備えた医療提供体制を確保するための事業費などを盛り込んだ総額1047億円の補正予算案を公表した。ワクチンの3回目接種のために大規模接種会場を再開設するほか、都内の観光産業を支援するための独自補助なども導入し、感染拡大の防止と社会経済活動の活性化の両立を図る。

小池知事「水面下で猛威振るう準備中かも」…3回目接種へ大規模会場を再開設へ

対策本部会議の終了後、補正予算案について説明する小池知事(25日、都庁で)

 都によると、ワクチンの3回目接種に向け、12月中旬に都庁第1本庁舎(新宿区)の展望室など2か所に都の大規模接種会場を設け、その後も4か所ほど増設する。接種対象は医療従事者や救急隊員などを想定しており、予算案に事業費117億円を盛り込んだ。

 感染対策の徹底と社会活動の維持を目指す政府の「ワクチン・検査パッケージ」制度が始まるのに合わせ、体質からワクチン接種ができない人などを対象に、薬局などで無料の検査を受けられるようにする事業にも乗り出す。これらの事業費に487億円を見込んだ。

 感染拡大に伴い、昨年11月から停止していた都民向けの独自の旅行代金補助事業「もっと東京」(都民割)を、政府の観光支援策「Go To トラベル」と同時に再開させることも決めた。従来と同様、都内の宿泊で1泊5000円、日帰り旅行で2500円を補助する計画で、計94万泊分の33億円を計上した。

 都は補正予算案を30日に開会する都議会第4回定例会に提出する。対策本部会議の終了後、小池知事は報道陣に「感染者は激減し、医療提供体制も落ち着いているが、コロナは水面下で猛威を振るう準備をしているかもしれない」と述べ、引き続きワクチンの接種を進めるとともに、感染防止対策を徹底するよう呼びかけた。

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