山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
モヤシとホウレンソウのナムル…保存が利き、便利な常備菜
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。
今月は、保存が利き、日々の食事作りを助けてくれる常備菜レシピをご紹介しています。
今回は、冷蔵庫にあると何かと便利な「ナムル」。お弁当のおかずや、あともう一品という時におすすめのメニューです。
モヤシは、弱火でゆっくり加熱すると細胞が壊れず、時間がたっても離水しにくいです。日持ちさせるためには水分は大敵ですので、加熱後は水にさらさずに粗熱を取りましょう。
ホウレンソウは捨ててしまいがちな根元の部分も一緒に使いましょう。
野菜には、切り落としたり、虫に食べられたりするとそれ以上成長しなくなってしまう「成長点」という、とても大事な部分があります。野菜が大きく育つためのポイントは生長点です。そこはエネルギーが集まっているところでもあります。栄養とエネルギーが詰まっているところを捨ててしまうのはもったいないです。
ぜひ、生長点も一緒に使って食物のエネルギーをいただきましょう。
[作り方]
(1) ホウレンソウは茎の根元をカットして、葉のほうを花瓶に花を挿すように、水に10分ほどつけ、アク抜きしてから3~4cm幅に切る。カットした茎の根元の部分の成長点も食べられるように十字に切り、水につけておく。
(2) フライパンにモヤシを入れ、(1)のホウレンソウを入れる。塩を振って火にかけ、ジュージュー音がしたら弱火にし、蓋をして5分加熱する。加熱後、そのまま粗熱が取れるまで冷ます。出てきた水分はみそ汁などの汁物に使うとよいでしょう。
(3) ボウルに(A)の調味料を混ぜ合わせておく。
(4) 水気を切った(2)を(3)に加え、全体をあえれば出来上がり。冷蔵庫で味をなじませておくと、よりおいしく食べられる。
※焼きのりをちぎって加えるのもおすすめです。
※大人は塩 麹 とともに、おろしニンニクを入れると、よりおいしく仕上げることができます。
※野菜はニンジンや他の葉物野菜でもOK。
※保存容器に入れ、冷蔵庫で3~4日ほど日持ちする。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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