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医療・健康・介護のコラム

[タレント 松嶋尚美さん](上)COPDで余命13年と診断され 50歳を機に禁煙を宣言

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 天真らんまんなキャラクターで人気のタレント・松嶋尚美さんは、3年前にテレビ番組の企画で受けた検査で、肺の機能が低下する病気「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」と指摘された経験があります。11月17日の世界COPDデーのイベントでは、ゲストとして登壇し、改めて禁煙に挑戦することや、本格的な検査受診に向き合うことを宣言しました。イベント終了後にお話を伺いました。(聞き手・田村良彦、撮影・中山博敬)

テレビ番組の企画で検査を受けて

――COPDは主に喫煙が原因で肺の働きが悪くなってしまう病気です。3年前のテレビ番組では、肺年齢が74歳、余命は13年と宣告されたとか。

 びっくりしました。たばこはそろそろやめなアカンな、とは思ってましたけど、年齢的にもそこまで悪くなっているとは思っていませんでしたし、何か自覚症状があったわけでもなかったです。そんなところに足を踏み入れているとは、本当に思っていませんでした。

――その時は、禁煙しようと思わなかったんですか。

 頂いたニコチンパッチを使って半年ぐらいは頑張ったんです。ただ、小さいサイズのパッチを使うようになると、果たしてこれで我慢できるのか、何か頼りなくなったというか、不安になってしまって、また吸うようになりました。

何度も禁煙にチャレンジしたけども

――2011年に1人目のお子さんを妊娠、出産された時期にも、禁煙されていたとの記事を読みました。

 禁煙したことは、これまで何度もあるんです。最長1年くらい続いたこともあります。妊娠中や授乳中も禁煙していたんですけど、授乳が終わったらまた吸えるという、ある意味ゴールが見えていたので禁煙できた面があります。

 どうせやめられないなら、せめて節煙しようと、1日3本と決めていた時期もありました。でも、本数を減らすと、かえって吸いたい気持ちが強くわいてきて、余計に苦しくなるんですよね。やめるときには、減らすのではなく、すぱっとやめるのがいいと言われるんですが、なかなかできません。それでも、以前は40本くらい吸っていたのが、今は10本くらいに減らしています。

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